ステロイドパルス療法(1クール目)

2015/04/19
ひとまず退院した。

当病院には腎生検以来2回目の入院だったのだが、
「あれ?前にも入院されてませんでした?」
などと、何人かの看護師さんが自分のことを覚えていてくれたのはちょっと嬉しかった!

さて、ステロイド点滴を3日間行ってみた結果、
結論から言うと現時点ではほとんど副作用らしき症状は出ていないと思われる。
ただ、入院中は血糖値は少し上がっていたかな(空腹時に137くらい)。
糖尿病になる可能性もあるらしいので、普段の食事など気を付けないといけないんだろうな。

興奮状態になって眠れなくなるかもと言われたけど、自分ではよく眠れていると思う。
(今も眠い。。。)

これから飲み薬を服用するようになると、副作用が出てくるようになるのだろうか。。。
一番気を付けたい(というか出てほしくない)副作用はムーンフェイスなんだよな。
いや、もちろん、糖尿病とか骨粗しょう症とかも勘弁してほしいけれども!
あと、風邪も引きやすくなって治りにくくなるらしいので、感染症には特に気を付けるように言われたな。

これから少なくとも半年間(3クール目まで)服用しなくてはならない薬。
・ミカルディス錠40mg(1回1錠1日2回朝夕)
コメリアンコーワ錠100(1回1錠1日3回朝昼夕)
プレドニン錠5mg(1回6錠1日1回朝)
・バクタ配合錠(1回1錠1日1回朝)
・ランソプラゾールOD錠15mg「日医工」(1回1錠1日1回朝)
・ボナロン錠35mg(1回1錠週1回朝)
バラクルード錠0.5mg(1回1錠1日1回空腹時)

バラクルード錠は、ステロイドによって肝炎を活性化させないための薬。
この薬の服用を止めると劇症肝炎になる可能性があるらしいので怖い。

バクタやらランソプラゾールやらボナロンやらは、プレドニンを服用することによる副作用を抑える薬。

なにやら薬漬けの毎日になってしまったなぁ。。。
結構飲み忘れとかやりそうで怖いんだよね。
ボナロンなんかは週1に1回の服用だから飲み忘れ要注意だな。
しかもこのボナロンは
「朝起きてすぐに服用して30分間座っているように」
というちょっと面倒くさい飲み方になっている。
ホントに面倒くさいのだが、骨粗しょう症防止のための薬だそうなので飲み損じるわけにもいかない。

ここまで苦労するのだ!
これで治ってもらわないと、ホントに時間とお金総じて労力の無駄になる。
紫斑病性腎炎としての治療法はこれといって確立していないらしいが、
IgA腎症と同じ治療法であるステロイドパルス療法は5分5分で効果が表れるらしいと聞いているのでとりあえずは期待したいと思う。
このIgA腎症は難病指定されているが、2015年4月現在で紫斑病性腎炎は指定外である。
今後、この病気が特定疾患として扱われるようになっていくのか進展を見守りたい。
(主治医からは『難病として認定されるかは微妙だな』といわれていたために保健所に確認したがやはりダメだった)

ただ、紫斑病性腎炎は自然に治癒する人の割合が2割ほどいるらしいのだが、
自分は去年から毎月行っている血液検査と尿検査の結果から
「これといって悪くはなっていないが、良くはなっていないことは確実なのでステロイド治療に踏み切る」
と3月に主治医に言われたのだよ。。。
つまり、自分は2割の選ばれし者になれなかったというわけだ。